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February 25, 2005

語る会@さいたま市文化センターその2(第二部)

第一部はこてぃら

第二部:(幕があがると看板があり「速く激しく外連味なく TAKE OFF TOGHTHER NOW」の文字が)

司会:サカダイの山内さん(以下、山内)
壇上にはGMの森さん(以下、森)とギドと通訳の山内さん。

山内:サッカーダイジェスト編集長の山内です。

一部ではわたしは浦和の××(聞き漏らし:サポーター?応援団?)と言われていて、こういう(サッカー雑誌の編集長という)立場ではあまり大っぴらに「そうだ」というわけにはいかないのですが…本業は編集者なのですが、まずは監督にこういう場(司会を仰せつかって壇上にいる)でのメンタルコントロールはどのようにすればよいでしょう?とお聴きしたいところですが…

ギド:(笑ってたみたい)

山内:…進行させて頂きます(笑)…1年目でこのような成績、タイトルは2つ、惜しいところで逃したが、率直な感想を聞かせて頂けないでしょうか?

ギド:昨シーズンの成績についてホントに素晴らしかったと思う。ホントに人生の気持ちよかったこと、というか良かったところは、第二の故郷である浦和で監督できるのが嬉しかった。一方で責任もあった。一年目というところで理想的なところを目指した。去年は優勝を争うトップチームになったが、タイトルはなかった。今シーズンはそれを証明していくシーズンになると思う。

山内:熊本のキャンプについてどうだったか

ギド:常に満足していた。練習始めて最初はフィジカル中心にさいたまで、そのあと熊本でサッカーという面で練習ができた。熊本は寒かったが芝が素晴らしかった。フィジカルを終えてサッカーの試合をする時には芝というものが非常に重要。最終的には大原でもああいう芝ができるといい。ぜひさいたま市にはお願いしたい。

帰ってきてからの乳酸値測定が素晴らしいものが出ている。

今気がかりなのがけが人のこと、様々な怪我だが。達也、啓太。アルパイが治療をして帰ってきた(完治)。脱臼したギシは少しかかるかも。

そしてエメは日本にいます。

(場内爆笑・拍手)

山内:エメは無事到着して何よりなんですが、わたし個人の質問ですが、厳格なギドが彼の遅刻癖についてどう思っているか、お聞かせ下さい

ギド:確かに遅刻の回数は多いが、彼もプロという自覚を持っている。昨年も得点王を取り、チームへの貢献度も高く、まぁしょうがないかと思うところもある。ただ、チームへの貢献度が薄れてきた場合はまた考えないといけないが。彼はピッチに立ったら絶対に負けたくないと言う強いメンタルを持っている。そういう選手は重要。

山内:ファンの方が気にしていることだと思いますが、今年は新しいシステムなのか、去年をふまえたものになるのか

ギド:基本的なシステムは3バックに中盤5、前2。ご存じのように、対戦相手によってはシステムを変更したことがあった。
嬉しいことに、浦和には新しいシステムを採用してもそれにフレキシブルに対応できる選手が多い。わたしにとってはシステムというのは基本的ではある。だがサッカーは生きているものだと思うから。でないと楽しくない。

わたしが現役時代楽しかったのはボールに触るとき。サポーターにとってはいかにアノ選手が対人で抜いていくか、いかにボールを扱うのか、ボールをつなげていくのかを見るのが楽しいのでは?システムはこうだ(と示している)が、自由を与えている

個々のレベルが上がればチームのレベルも上がっている。我々は一番美しいサッカーをしていた。得点も多かった。結果を残している。わたしも楽しかった。

山内:聞くのが仕事なのでこういう質問が続けるのを許して頂きたいのですが、トップ下は誰を考えているのか?去年のような山田なのか、わたしが期待しているような長谷部なのか

ギド:山瀬がいなくなったことが大きな問題の出発点。彼がいなくなったことが痛い。クラブも監督も引き留める準備をしたのだが…彼の人生を決めるのは彼自身。残念ながら別のチームを選んでしまった。でも、昨年も途中から山瀬がいなくなった。その後長谷部だったり山田だったり、昨年のパターンは今年も考えられる。ただ、一人の選手に固定したくない、2人とも良い選手だが。平川は右も左もできる。アレが代表に取られてそれの対応も考えないといけない。その時の状況に、試合によって起用する選手を選びたい。今年もエメ、永井、達也の3人を使うことは考えられる。大切なのは誰が、ということ以上に、そのポジションを任せられた選手が、自分が何をやるべきか、責任は何かと考えること。

山内:森GM、長いこと放っておいてすみませんでした(笑)

森:眠っちゃうところでした

(場内爆笑)

ギド:わたし、そんなに長く話してました?

(場内爆笑)

山内:改めて山瀬の去就についてお伺いしたいのですが

森:わたしも山瀬が去ったことは残念に思っている。監督も痛いと言ったが、いろいろ話してわたしと監督が一生懸命慰留に努めたが、残念ながら本人の意志で去ってしまった。でも1月の下旬のタイミングとなると、その代わりとなる人を起用する、探すのは無理。「彼の穴を埋める」という意味の補強はできていないのが実情。

何か不満があるのかきいたのだが、山瀬曰く、浦和は素晴らしいクラブ、雰囲気も良い、給料も安いわけではないとのこと。結局よくわからない。いつか本音を聞いてみたいというのが実感。

山内:今現在探しているというのはある?

森:探している=どこかの誰かを狙っている…ということではないが、今シーズン前で、そういう選手は向こうのチームにとっても必要。ただ、シーズン始まって、5試合、10試合と過ぎると、レギュラーでない選手で、うちに来て欲しい選手が見えてくる時期がある。そういう時期にマッチングすれば補強したいと思います。

山内:今年の補強は高校生年代が多い。即戦力という補強ではなかったようだが、それについて若手を即戦力と考えているのか?それとも?

ギド:補強について…浦和レッズはどのようなチームか?…浦和はベスト2の1つ。それだけクオリティーの高いチーム。そして若い選手が多い。

達也、啓太、長谷部、闘莉王、平川。坪井だって若い選手です…もちろん彼らの中には代表に選ばれる選手もいるが、まだ若い。新たに選手を入れるとなると、彼らより良い選手でなくてはならない。そしてキャラが浦和というチームに入らないとならない。新しい彼が入ることでポジティブにならなくてはならない。今シーズン、磐田や横浜やガンバのようにほかのチームの選手を取ってくると言うやり方は浦和のフィロソフィーではない。今のハーモニーを持ったチームをいかに強くしていくかが重要。これという選手がいないなら育てていこう。今いる外国人選手は3人とも素晴らしい。枠を使い切っているので外国人は考えていない。ほかのチームのスター選手を取ってくるのは難しい。それなら若い選手を育てたい。

山瀬がいなくなった後、クラブに欲しいという選手としてロナウジーニョの名前を出したのが、無理だと。

(場内大爆笑)

森:お金もないし向こうも来ないだろう。ぜひ欲しいと思いますが、そう簡単にはいかない。

山内:近未来戦略についても言えると思うのですが、GMはどう思いますか?

森:うちは去年あのような選手を揃えたわけだが、まだのびしろのある選手がいる。今年まだ成長してくれるだろうという期待感を持っている。巨人のように四番をたくさん揃えても勝てるわけではない。去年の戦い方を見る限り、即戦力を取るという必要性はほかのチームよりは低かったのではないか?

山内:もう一つ下のユース、ジュニア世代の育成面について

森:トップグループは常に優勝争いをするのを育てていく。鹿島の中田がああいう形で取られてしまった。本人の意志で移籍したとはいえ、移籍金を全くもらえない形で去ったのはクラブとしては打撃…浦和でも来年以降そういう移籍が起こる可能性がある。クラブとしてはリスクヘッジが必要。移籍でまた良い選手がとれるとは限らない。尻に火をつけるような選手を下から育てていかないと。ユースの彼らの寮を作って、来年卒業する選手を受け入れられるような施設を作りたい。受け皿を作っていきたい。

山内:去年からの修正点は?

ギド:移籍の欠点と言うことだとそれはイヤです(笑)

(場内笑)

修正点という点では、サッカーというのは毎日毎回進歩していると思う。みなさんもそうだと思うが、毎回学んでいると思う。チームとしてどう対応すればいいか、修正していく必要がある。ほかのチームが10~12しかシュートしていないところを浦和は20くらいのシュートをしていた。シュートの精度をあげシュートの平均点を増やす。対人で勝つ。シュートを増やして得点の確率を増やす。

サッカーは集合体(コンプレックス)なので、ひとつひとつを言うのは難しい。いかに最善の形で持っていくのが大切。世代交代も重要。新しい選手は前の選手より良くなくてはならない。浦和は強くなったがもっともっと上はある。究極には1試合も負けないという所まであると思いますが、世界のどこにもそういうチームはない。

山内:ここでまたGMを呼び出したいと思いますが…(場内笑)…アジアへの進出を考えていると思いますがその戦略、そして国際的な親善試合について決まっていたら、今わかっている範囲で教えてくれないか?

森:サッカーはいかに上手くなっても天井がない。まずはJリーグのチャンピオンになること。次にアジアのチャンピオンシップに勝つ。それが勝てれば世界のクラブのチャンピオンシップへ。それを一歩一歩できるだけ勝つことでクラブの向上へ。

昨年はボーダフォンカップでボカと試合をし、マンチェスターと試合をしようとしたら雷で中止になって残念。あの時のボカとの試合はすごい勉強になったというかボカはすごく頑張ってた。ここでいい成績を上げてヨーロッパに呼ばれたいと思うような選手が頑張っていた。今度はマンチェスターが来ることになるのでは?さいたまシティカップで良い経験になるような、いい相手を捜して進んでいる所

山内:昨年失った2つ、力強いお言葉をいただきたいと思うのですが

ギド:(山内さんにギドから聞き直し?)タイトルって言うのは毎年取れるわけですよね

山内:そうですね

ギド:われわれは常に上を目指したい。何も言わなくても皆さんわかっている思うのですが…

(場内拍手)

タイトルが3つあると言ったが、目標はその次の年に4つ目のタイトルを撮れるような位置にいたい。

山内:それをきいてみたかっただけなんですけど

(会場笑)

山内:会場の人に挙手で質問を受け付けたいのですが

サポ1:GMに質問。トップ下の補強は今後も進めていくとのことですが、FWの3人が海外に行くことを考えて、スピード系もイイがオールラウンド系のFWも1枚いるともっと強くなると思うのだが…。

森:もちろん層が厚くなればよいだろうが、だからといってすぐそういう選手を取って活躍できるか、あるいは財政的なこともあるし、バランスと言うこともある。今シーズンの間にそういう選手を補強する。半分ぐらい過ぎたところで来年のことを考える必要が出てくるから…それで(夏を過ぎるくらいから)考えていきたいと思う。

サポ2:今年は間に合わないと思うのですが、背中に選手の名前が入っていないのはいかがなものでしょうか?ヨーロッパでも国内でもそういうことをやっているが…ファンサービスの一環としてどうでしょうか?(椅子から立たなかった質問者に途中で野次が入る…--;)

森:貴重な意見として参考にさせて頂きたいと思います

サポ3:GMに言ってもしょうがないのかも知れませんが、駒場のチケットが指定は全部販売はシーチケのみ、ゴール裏以外はシーチケ以外に解放されない。現実には少ないチケがオークションに流れ高く売られている、わたしだって1試合でも多くの試合も見たいのだが、そのあたりについてどのように思っていますか?

森:直接の担当ではないのだが、2万人のスタジアムを満員にできないチームもいる中で、クラブとしては嬉しい悲鳴。キャンセル待ちも何千人もいる。それでは全ての試合を埼スタに持っていけばよいのでは?という意見も当然出るだろう。いや、浦和の原点である駒場を大事にしたいとかいう昔からのファンもいる。どれがマジョリティかで判断せざるを得ない。今日の「シーチケのない人は見られなくなっている」という意見も生の意見としてお聞きした。あちらをたてればこちらが立たず、難しい。

サポ4:西谷選手は即戦力だと思っているのですが、彼について監督の印象を聞かせて欲しい

ギド:非常に才能のある選手。なぜ彼が二部でプレーしていたか。ユースの候補にもなっていたのに。シュートやパスはいいものをもっている。彼は自分の持っているもの、才能をださな過ぎた。だからJ2でプレーしていた。それを目覚めてもらいたい。持っているものはよい。自信と強い意志を持って。彼の力を出し切ってくれることを期待する。

山内:質問はつきないとおもいますが…やっぱりわたしは雑誌で頑張ることにします

(場内笑い)

(第二部終了→4名退場)

全体の司会・佐藤さんより
それでは選手を代表して坪井選手よりご挨拶があります

(場内盛り上がり)

ツボ:こんにちは。
(場内「こんにちは~」)

ツボ:坪井です

(みんなの心の声:わかってるよ(笑))

ツボ:今年は去年取りこぼしたものを全てとっていきたいと思います…みなさんのサポートを必要としています。今年も一緒に闘って下さい。

(↑もう少し何か言っていたと思う。)

(場内拍手)

司会:今日おみせできなかったパワーポイントの画像についてはまたHP等で公開していきたいと思います

これにてお開きとさせていただきます。ありがとうございました。

(了)


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んーと、これもあとで手を入れまふ。今夜の最終Ver.はとりあえず1.1で。

Ver.1.1(2/25,1:17up)
Ver.1.5(2/28,23:57up)

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