Dear Tomy MARIC, Dankeschön!

わたしがある意味大人の事情を考慮して実家で過ごしていた頃、トミーがドイツ帰国の途についたようでした。大晦日からネットに接続できない状態で帰国の予定を知る方法はさほど多くないのですが、今日家に帰ってきてネットに接続してみれば早朝に大原に登場して多くの仲間達に見送られて日本を発ったとのこと。わたしたちは元旦に試合を終えていたし、もう日本にいる理由のない人が1日おいて3日に帰る理由もないだろうから、おそらく2日に帰るんだろうなぁと思い覚悟していたけれど、おふぃさるの記事・トミーのコメントを見てやっぱりうるうるとしてきました。まただからこそ覚悟の上で国立で最後まで見送ったんだけどね。
トミーが5ヶ月半という短い間に放った輝きとその強さは決して忘れることはないだろうし、とりわけ彼と過ごした過去最高の天皇杯を忘れることもないはずで。彼が日本を去るのも大人の事情の一種だろうけど、これからも同じような出会いと別れを経験するんだろうけれど、7月の時点で期待した幸せな関係というのが築けたというのはわたしの思いこみだけではないですよね?
場内一周が終わり、すべての選手・関係者がいなくなってからも、コールリーダーに導かれて何度も何度も、ゴール裏からメインからバックから、三拍子のマリッチコールを繰り返すわたしたち。
「このコールができるのは今日で最後なんだぜ!」
といった声がメガホンの向こうから聞こえたように思うのですが…とにかくしつこいくらいに何度も何度も。コンサートでアンコールを求める拍手のように。
そして再度わたしたちの前に現れてくれたトミーは深々とお辞儀をしてくれて、マフラーを掲げて記念撮影、さらにゴール裏の最前列に引き上げてもらって記念撮影をしていたように見えました。
日本はドイツからもクロアチアからも遠いけれど、何か機会があったらまたうどんを食べに帰ってきてね(笑)。そしてもちろん浦和に顔を出してよね。
トミー・マリッチ選手、あなたのサッカー人生はまだまだ続くはず、そこには輝かしい未来が待っていますよう、心から祈っています。

今日は早朝から見送りに行ってくれた仲間達に感謝。
トップにあげた写真は7月の柏戦の翌日にボロボロの状態で大原に行ったときに撮った写真です。当時はトミーがどこの人かもわからず(当然)、このどん底の状態を救ってくれるのか不安一杯で。しかもその日たくさん撮った写真を改めて見てみるとトミーはともかく、堀之内がサテライトにいて、赤星や細貝やセルもサテだし、そして西谷がいて徳重がいて、達也もうっちーも平川も大原で普通に動いている。
なんかいろいろが今とずいぶん違っていて、だからすごく時間が経った気がする。
今年はどうも2月25日までにはまたある程度の形にしておかないといけないみたいだし、リーグ戦の初っぱなに前年シーズンの1・2位をいきなりぶつける協会の中の人のセンスは正直ワケワカンネーですが、わたしにその辺のレールを変える力はとてもないし、やっぱりそのとき自分のできることをする、それ以上でもそれ以下でもないみたいです。
改めまして今年もよろしくお願いします(^-^)